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2006年08月27日
5.偽造免許証を使った犯罪の手口
Q: 偽造の免許証を使った犯罪の手口って、具体的にはどのようなものがあるのですか?
A: この回答は、あくまで犯罪の手口を知り、犯罪を未然に防止する目的で公表いたします。(お問い合わせ等には一切応じられませんのでご了承ください)
当法人では、犯罪防止の為、偽造事件の研究等をして事務所内で研修内容に取り入れています。
たとえば、免許証偽造の手口及び使用ケース!
自分の真正な免許証を偽造して、金融機関から融資を受けるなどの詐欺行為を行うものなどが典型例です。(より詳細な内容は割愛させていただきます)
金融機関に偽造免許証を持ち込み、詐欺により融資金を受け取ります。
このような犯罪者は、犯罪行為をおこなった後に、使った偽造免許証は処分してしまいます。
それでは自分の免許証がなくなってしまいますので、犯罪者はここで最寄りの警察署に行き、紛失等を理由に再発行の手続きをとります。
この一連の行為を数回繰り返すのが1つのパターンです。
このような場合、運転免許証の下1桁目の番号チェックが重要になってきます。
ちなみにこの番号、再発行を受けた回数なんですが、ここの数字が大きい場合、当法人ではより厳格な本人確認をするようにしています。(ちなみに数字が大きいから偽造ということではありませんので、誤解なさらないように)
私たち司法書士の仕事は、登記や訴訟をすることもさることながら、今までの経験や知識をフル使って、契約の場や登記受託の際に、犯罪を未然に防止することも大切な仕事であり、使命でもあります。
繰り返しますが、このような研修もあくまで犯罪パターンを熟知し、実際の取引の場で犯罪防止に役立てることを目的におこなっています。
投稿者: 日時: 2006年08月27日 23:08 | パーマリンク | ▲このページの上へ
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