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2007年01月24日

282.もしあなたが、ある日突然訴訟の被告になったら

Q:  先日、裁判所から突然訴状と期日を指定された呼び出し状が自宅に郵送されてきました。
内容を見てみると、以前に金銭のトラブルがあった人から、「4年前に貸した金銭50万円を支払え」とのことです。
このむこうが貸したと主張している50万円という金銭は、相手方が勝手に貸したと思っているだけであり、借りた事実はまったくありません。

被告という欄に私の住所氏名が記載されており、かつ私は裁判など今まで一度もしたことがなくとても不安です。面倒なので無視してしまいたいと言う気持ちもあります。

この様な場合、どのように対応したらいいのでしょうか?



A:  当事者間で金銭のトラブルなどがあり、話し合いがつかない場合など、相手方が裁判所に訴え提起してくる場合があります。この訴え提起した人を原告、訴えられた人を被告といいます。

まず、訴えられた場合の対応としては、訴状に記載されている相手方の主張をよく読んでみてください。

そして、それに対してのあなたの言い分をよくまとめて整理してください。

このあなたの言い分は、答弁書に記載して裁判所に提出すると、裁判所にも原告にも正確に伝わりるでしょう。
もし相手方の言い分が納得できないものなら、それに対する反論と証拠書類があるようなら提出できるように準備します。

これらの準備が出来たら、呼び出し期日に裁判所に出頭し、相手方及び裁判所にあなたの言い分を伝えます。
この際も、前述の答弁書を提出しておくと、効率よく裁判所及び原告にあなたの主張を伝えることが出来ますので、出きる限り答弁書を作成・提出した方がいいでしょう。
答弁書は形式上の法律的な制約はあまりないので、いくつかの必要事項と、相手方の主張に対するあなたの言い分をよくまとめたものであれば大丈夫です。

万が一、呼び出し状の期日に裁判所に行けない場合には、事前に裁判所書記官に連絡し、期日の変更などを相談してください。
理由もなく出頭しなかったり、連絡せず欠席すると、相手方の言い分通りの判決がでてしまう場合もありますので注意してください。

訴訟手続きでは、原告又は被告の勝ち負けだけを決めるのではなく、裁判所を通して和解と言う選択肢もあります。原告から途中で和解を申し出てくる場合もあります。

もしあなたが被告となってしまった場合には、法律上の手続きであることを認識し、無視したりせず、しっかりした対応をとることが必要です。
不安な場合などは、お近くの法律専門家に相談するのがいいでしょう。

司法書士 大竹弘幸


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投稿者: 日時: 2007年01月24日 12:01 | パーマリンク |   ▲このページの上へ
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