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2006年08月29日
74.成年後見制度に必要な費用
Q: 成年後見制度を利用したいのですが,費用はどのくらいかかるのでしょうか?
A: 次のとおりです。
1 法定後見開始の審判の申立てに必要な費用について
・後見
申立手数料(収入印紙) 800円
登記手数料(登記印紙) 4,000円
その他 連絡用の郵便切手(注3),鑑定料(注4)
・補佐
申立手数料(収入印紙) 800円(注1)
登記手数料(登記印紙) 4,000円
その他 連絡用の郵便切手(注3),鑑定料(注4)
・補助
申立手数料(収入印紙) 800円(注2)
登記手数料(登記印紙) 4,000円
その他 連絡用の郵便切手(注3),鑑定料(注4)
(注1 ) 保佐人に代理権を付与する審判又は保佐人の同意を得ることを要する行為を追加する審判の申立てをするには,申立てごとに別途,収入印紙800円が必要になります。
(注2 ) 補助開始の審判をするには,補助人に同意権又は代理権を付与する審判を同時にしなければなりませんが,これらの申立てそれぞれにつき収入印紙800円が必要になります。
(注3 ) 申立てをされる家庭裁判所にご確認ください。
(注4 ) 後見と保佐では,通常,本人の判断能力の程度を医学的に十分確認するために,医師による鑑定を行いますので,鑑定料が必要になります。鑑定料は個々の事案によって異なりますが,ほとんどの場合,10万円以下となっています。
※ 申立てをするには,戸籍謄本,登記事項証明書,診断書などの書類が必要です。これらを入手するための費用も別途かかります。
(申立てに必要な書類については,申立てをされる家庭裁判所にご確認ください。)
※ 資力に乏しい方については,財団法人民事法律扶助協会が行う民事法律扶助(※平成18年度中に運営主体が日本司法支援センターに変更される予定です。)による援助(申立代理人費用の立替えなど)を受けることができる場合があります。
2 任意後見契約公正証書の作成に必要な費用について
公正証書作成の基本手数料 11,000円
登記嘱託手数料 1,400円
登記所に納付する印紙代 4,000円
その他 本人らに交付する正本等の証書代,登記嘱託書郵送用の切手代など
法務省「成年後見登記制度Q&A」より
投稿者: 日時: 2006年08月29日 14:00 | パーマリンク | ▲このページの上へ
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