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2006年10月05日
237.不動産を購入する際の事前調査
Q: 不動産の購入を考えておりますが、事前に自分で物件の調査をする必要はあるのでしょうか。
A: 結論的には、ご自身で事前の調査を行った方が後々のトラブルを防ぐことができます。
仲介業者から重要事項説明書を見せてもらうことで、ある程度の情報は確認することも出来ますが、ご自身で登記簿を閲覧して所有者名義や抵当権の有無などについて確認しておくのもいいでしょう。
この際、抵当権以外にも、仮登記・差押登記・仮差押登記・仮処分登記などの登記がされていないか気を付けて確認してください。
万が一そのような登記がされている場合には、売買の最終決済の際に、どのように処理するのかを事前に確認する必要があります。
また、現地を実際に下見して、対象不動産の近隣にどのような施設があるのか、迷惑施設はないか、マンション等の建設計画の有無等も調べておくと購入後の為にもなります。
司法書士 大竹弘幸
投稿者: 日時: 2006年10月05日 15:28 | パーマリンク | ▲このページの上へ
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