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2006年10月23日
249.印鑑の基礎知識①ハンの役割
ハンの役割
●どんなときハンを押す?
ハンコ、判、印、印鑑・・・。私たちはふだん、ハンのことをさまざまに呼びながら使っていますが、ハンは私たちの暮らしの中でどのような役割をになっているのでしょうか。私たちはだいたい次のような場合にハンを使います。
1. 特殊な郵便物や宅配物を受け取ったとき。
2. 銀行や郵便局で、預貯金を引き出すとき、あるいは手形や小切手を振り出すとき。
3. 契約書などの重要な文書を作成するとき。
4. 役所や会社で書類を提出するとき。
私たちはこれらのケースに応じて、認印、銀行印、実印などと呼ばれるいろいろなタイプのハンを一般的に使い分けているのです。
●ハンってどっち?
そもそもハンとは、紙に朱肉で押された跡をいうのか、あるいは手で持つ本体そのものをさすのかどちらでしょう。正しくは、押された跡を「印影」、木や石、水晶などでできた本体のほうを「印章」といいます。私たちはふつうこの二つを一緒にしてハンコ、判、印、印鑑と呼んでいるのです。(ちなみに「印鑑」には、市区町村役場や銀行、官公庁などに届けておく特定の印影という意味がありますが、このパンフレットでは混乱を避け、一般的に広く使われているハンの意味で用いています。)
日本司法書士会連合会 相談ガイド「印鑑の知識」より
投稿者: 日時: 2006年10月23日 17:13 | パーマリンク | ▲このページの上へ
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