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HOME >> 相続の相談, 相続の法律基礎知識 >> 154.法定相続人は誰?(一般向)

2006年09月13日

154.法定相続人は誰?(一般向)


Q:  人が亡くなると誰がどのような順番で法定相続人になるのでしょうか。



A:  法定相続人については、民法第886~890条に規定されています。

 わかりやすいように、平均的な四人家族(お父さん・お母さん・子供2人)、お爺ちゃんお婆ちゃん、お父さんの兄弟姉妹ありの例で説明します。

まず基本的事項として、配偶者(亡くなった方の奥さんや旦那さん)は必ず、常に相続人になります。
この配偶者と、他の一定の地位の人たちが法定相続人になるという法的構造になってます。

例えば、お父さんが亡くなった場合、 配偶者とその子供たちが相続人になります。
これが一番多いパターンです。

では、子供がいない夫婦の場合だったらどうでしょう。

この場合は配偶者とその亡くなった人のお爺ちゃんお婆ちゃんが相続人になります。
お爺ちゃんお婆ちゃんが全員亡くなっている場合は、その曾お爺ちゃん曾お婆ちゃんが相続人になります。

通常ですとお爺ちゃんお婆ちゃんやその上の人たちは亡くなっているケースが多いので、このパターンはあまり多くありません。

お爺ちゃんお婆ちゃんが誰も生きていない場合はどうなるか。

そのときは配偶者と亡くなった人の兄弟姉妹が相続人になります。

これが基本的な法定相続人の順番です。


司法書士 大竹弘幸

電話法律相談受付,登記,多重債務,債務整理,過払い請求の相談は無料,東京,新宿 

投稿者: 日時: 2006年09月13日 22:05 | パーマリンク |   ▲このページの上へ
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